入居一年半での家の評価-換気編
どこかで書いたようなタイトルではありますが、新居に入居してから
まもなく1年半となります。
入居半年の・・・シリーズではうわっつらな評価しか書いていなかったので、
もう少し踏み込んだ内容を書いてブログのねたを稼ごうかまとめておこうか
と思い立ちました。
第1回は換気、です。
我が家はダクトを使用しないタイプの1種換気です。
使っている換気扇は吸気側はこれ↓
三菱V-08PQFF3
排気側はこれ↓の旧バージョン
三菱V-06PXLD
吸気で吸い込み、排気で吐き出すわけですが、排気ファンしかない三種換気と
違うのは、吸気能力のほうが若干強めに設定されていて、家の中が正圧になって
いること。
つまり、仮にどこかに隙間があった場合、そこから隙間風が入り込む、ではなく、
隙間風が出て行く、という形になります。
この換気方式のよいところは、
・ダクト式に比べて圧倒的に安価
・掃除や交換などのメンテが容易
・三種換気より計画換気が容易
不利なところは
・三種換気より電気代がちょっとかかる(たぶん月千円とか)
・熱交換ができない
スペックからみるとこんなところでしょうか。
さて、それでは住んでみての評価、という意味では何があるかという話になりますが、
何より良いのは
・家の中の空気が汚れない
(計画換気が適切に動いているので締め切った空気が悪い部屋にならない)
・花粉が家に入らない
(全ての吸気はフィルターを通じているため)
・ホコリが少ない
(全ての吸気はフィルターを通じているため)
・カビがほとんど生えない
(湿気が溜まらないため)
・換気口以外から冷気/熱気の侵入を感じない
(正圧の効果?気密性の効果?パネルヒーターの効果?)
といったところではないかと思います。
換気方式を優先して工務店やハウスメーカーを選ぶ人というのはよほどのマニア
か変わり者ではないかと思うのですが、住んでみると快適性に対する影響という
意味で、意外と重要度が高いものです。
24時間換気なんて不要のシロモノ、なんて思っている工務店など、未だに多そう
ではありますが、家の中の空気質をいかに良いものにするか、つまり家族の健康
を守るための選択として、気密性と合わせてもっと重要視されてもよい項目なの
ではないかと思うのです。
色々各所から情報を集めていると、日本においては換気はプロに任せておけば
大丈夫、という状況ではまだまだ無いようです。
逆に換気をきちんと考えているビルダーは、家作りに一家言持っている、と言える
と私は判断していました。
新居において、私の体調で明らかな変化があったのは
・花粉症の自覚症状がほとんどなくなった
・風邪を引く回数が明らかに減った
・頭痛の回数が明らかに減った
・眠りが深くなった
こんなところです。
断熱も気密も方法論であって目的ではありません。
私は自分と家族が健康に過ごせる家が欲しかったので、この面では大変に満足
して暮らしています。
そして、この面に大きく寄与しているのは、実はしっかりと計画換気ができている
ことなのだと思っています。
まもなく1年半となります。
入居半年の・・・シリーズではうわっつらな評価しか書いていなかったので、
もう少し踏み込んだ内容を
と思い立ちました。
第1回は換気、です。
我が家はダクトを使用しないタイプの1種換気です。
使っている換気扇は吸気側はこれ↓
三菱V-08PQFF3
排気側はこれ↓の旧バージョン
三菱V-06PXLD
吸気で吸い込み、排気で吐き出すわけですが、排気ファンしかない三種換気と
違うのは、吸気能力のほうが若干強めに設定されていて、家の中が正圧になって
いること。
つまり、仮にどこかに隙間があった場合、そこから隙間風が入り込む、ではなく、
隙間風が出て行く、という形になります。
この換気方式のよいところは、
・ダクト式に比べて圧倒的に安価
・掃除や交換などのメンテが容易
・三種換気より計画換気が容易
不利なところは
・三種換気より電気代がちょっとかかる(たぶん月千円とか)
・熱交換ができない
スペックからみるとこんなところでしょうか。
さて、それでは住んでみての評価、という意味では何があるかという話になりますが、
何より良いのは
・家の中の空気が汚れない
(計画換気が適切に動いているので締め切った空気が悪い部屋にならない)
・花粉が家に入らない
(全ての吸気はフィルターを通じているため)
・ホコリが少ない
(全ての吸気はフィルターを通じているため)
・カビがほとんど生えない
(湿気が溜まらないため)
・換気口以外から冷気/熱気の侵入を感じない
(正圧の効果?気密性の効果?パネルヒーターの効果?)
といったところではないかと思います。
換気方式を優先して工務店やハウスメーカーを選ぶ人というのはよほどのマニア
か変わり者ではないかと思うのですが、住んでみると快適性に対する影響という
意味で、意外と重要度が高いものです。
24時間換気なんて不要のシロモノ、なんて思っている工務店など、未だに多そう
ではありますが、家の中の空気質をいかに良いものにするか、つまり家族の健康
を守るための選択として、気密性と合わせてもっと重要視されてもよい項目なの
ではないかと思うのです。
色々各所から情報を集めていると、日本においては換気はプロに任せておけば
大丈夫、という状況ではまだまだ無いようです。
逆に換気をきちんと考えているビルダーは、家作りに一家言持っている、と言える
と私は判断していました。
新居において、私の体調で明らかな変化があったのは
・花粉症の自覚症状がほとんどなくなった
・風邪を引く回数が明らかに減った
・頭痛の回数が明らかに減った
・眠りが深くなった
こんなところです。
断熱も気密も方法論であって目的ではありません。
私は自分と家族が健康に過ごせる家が欲しかったので、この面では大変に満足
して暮らしています。
そして、この面に大きく寄与しているのは、実はしっかりと計画換気ができている
ことなのだと思っています。